下関・北九州でお仕事を探すなら
「みなとの求人」ネットで♪
こんにちは。
採用担当の川嶋です。^^
補助犬をご存知ですか?
盲導犬や介助犬、聴導犬など、障害のある人のお手伝いをしてくれる犬の事です。
10月1日は、「身体障害者補助犬法」が施行された日です。
ちなみに「補助犬の日」はもう一つあります。
5月22日。
こちらは「身体障害者補助犬法」が成立した日。
この補助犬法が施行されたのは2002年。意外と最近です。
この法律は、補助犬を訓練する事業者や使用する身体障害者の義務のほか、国の施設や公共交通機関を利用する際に補助犬を同伴して利用できるように定められたものです。
これによって、身体障害者が自立し、社会参加が促進されることを目的としています。
一般に身体障害者補助犬は3種類あります。
外を歩くときに段差や階段、横断歩道などが分かりづらい視覚障害をサポートする 盲導犬。
屋内・屋外問わず聴覚障害者に「音」を知らせてくれる、聴導犬。
物を取ったりドアを開けることが困難な肢体不自由者のお手伝いをする、介助犬。
盲導犬のラブラドール・レトリバーがポピュラーですが、盲導犬や介助犬はある程度体の大きな犬が向いています。
盲導犬は聴覚障害者を誘導するために専用のハーネスをつけるため。
介助犬は落としたものを拾ったり、ドアを開けたり、という作業の内容のため。
ある程度の体の大きさと適正があれば補助犬になれます。
ほぼ犬種を問わないのが、聴導犬。
ただあまりに小型すぎると街中を歩くときは危険だったりするのである程度の大きさは必要のようです。
とはいえ、聴導犬として活躍している犬の中にシー・ズーもいますからそこそこの大きさがあればいいのかな、という感じです。
一番重要なのは適性ですね。
元気すぎたり好奇心旺盛な犬は向きません。
人が好きなのはいいけどすぐに周りの人や他の犬猫に興味が移ってしまうと、仕事になりません。
その適性を見ながら、トレーナーが訓練をしていきます。
訓練の過程でも適性を見て、補助犬に向かない犬は一般家庭に引き取られたりします。
補助犬には、保護された犬も多くいます。
盲導犬には専用のハーネス、聴導犬はオレンジ色の首輪や引き綱・ベスト、介助犬は「介助」と入ったベストを着ていることがあります。
街中でそんな犬たちを見つけたら、彼らはお仕事中です。
じっと見たり声をかけたりはもちろん、撫でたり食べ物を上げたりするのはNGです。
しっかりと訓練され、清潔を保つようにしている彼らは、食べるものや水の量と時間が決められています。
まだまだすべての施設で受け入れられるわけではないようですが、障害のある人たちが補助犬の力を借りて行動範囲を広げられるのはいいことだと思います。(✿´ ꒳ ` )