下関・北九州でお仕事を探すなら
「みなとの求人」ネットで♪
こんにちは。
採用担当の川嶋です。^^
今日は4月13日。
私は知らなかったのですが、「十三詣り」というのがあるそうです。
数えで13歳になったこどもが健やかに成長したことを感謝して、
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)にお参りするんだとか。
「知恵詣り」や「知恵貰い」とも。
虚空蔵、とは宇宙のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵、という意味があり、虚空蔵菩薩は人々に知恵を授けてくださる菩薩様です。
また、「明けの明星」は虚空蔵菩薩の化身・象徴とされているそうです。
調べてみると、十三詣りの由来は諸説あって
・13歳は半元服で大人の仲間入りをする年齢だったためとする説
・厄年を迎える初めての年が13歳であり、厄払いの意味があったとする説
・虚空蔵菩薩が菩薩の中で13番目に生まれたとする説
十三詣りでは初めて大人の寸法の晴れ着を着て、以後ことあるごとにこの着物を着せてなじませ自然に立ち居振る舞いを身に着けさせる、とあるので、この辺りは半元服に由来するのかなあ、と思ったり、
半紙に自分が大切にしている漢字一文字を毛筆で書き、ご祈祷を受けてお守り供物をいただいて帰り、親に感謝を述べる、とあるので、厄払いが由来かなあ、とも思えます。
ちなみに、この参詣の帰り道、本堂を出た後、鳥居をくぐるまで、(京都においては渡月橋を渡りきるまで)は後ろを振り返ってはいけないと言われています。
振り返ると、せっかく虚空蔵菩薩からいただいた知恵を返さなければならないとか。
「13」というのは西洋では忌数とされてますが、これもはっきりした由来はわかっていません。
宗教的な意味合いが強いのかな、と思っていましたが、どうやらそれだけではないようです。
日本では病院やマンションで「4」や「9」がない場合が多いですが、これは「4」は「死」と「9」は「苦」と音が同じで通じるから、という理由があります。
西洋における「13」はそれほど単純ではないようで、未知数とか非調和な数字とか、さらに宗教的な要因とか、いろいろあるようです。
でもたぶん、日本における「13が不吉」のイメージは映画「13日の金曜日」にあるのでは…。
日頃普通に目にする数字にもいろいろな意味があったりして面白いですね。(✿´ ꒳ ` )