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こんにちは。
採用担当の川嶋です。^^
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。
下関でゴールデンウィークの一大イベントと言えば、「先帝祭」。
今年は5月3日に行われます。
中でも華やかで注目が集まるのが、安徳天皇や平家一門をしのんで、五人の太夫が独特の歩法『外八文字』を踏んで練り歩く「上臈(じょうろう)参拝」。
先頭の太夫を「振袖太夫」続いて二番太夫、三番太夫、四番太夫と続き、最後が「傘留(かさどめ)太夫」と呼ばれます。
元々は、平清盛の娘で安徳天皇の母である建礼門院の侍女たちが先帝会に容姿を整えて参拝したのが始まりだそうです。
侍女たちが身を寄せていた苫屋の主人が妓楼を営むようになり、侍女たちやその遺族が没したのち、妓楼の遊女たちにその風俗を真似て参拝させ、時代が流れて江戸時代には遊郭の遊女に受け継がれて今の形になったとか。
あのきらびやかな衣装。
実はかなりの重さです。
30~40キロ。
カツラもたくさんの笄(こうがい)や簪(かんざし)でこれも重い。
その衣装を纏って大きく外へと円を描く「外八文字」を踏むのは相当な練習が必要だと思います。
この一日のために、五人の太夫役の皆さんは日々練習を重ねます。
下関の伝統を継ぐ「先帝祭」。
勇壮な源平武者行列や源平船合戦など、歴史好きにはたまらないお祭りだと思います。
3日はあいにくの雨予報ですが、お祭りの間は降らないといいですね。(✿´ ꒳ ` )