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こんにちは。
採用担当の川嶋です。^^
今日2月14日はバレンタインでもありますが、「予防接種の日」でもあります。
江戸時代末期、筑前の秋月藩(現在の福岡県朝倉郡)で、天然痘が流行しました。
天然痘は非常に伝染力が強く致死率も高かったため、世界中で恐れられていた疫病です。
藩の子どもたちを天然痘から救うため、秋月藩藩主と庄屋、そして医師の緒方春朔が立ち上がりました。
緒方春朔は中国の医学書で人痘種痘法(種痘)、つまり天然痘に対する予防接種を研究していましたが、実験に至らずにいたところへ、庄屋の天野甚左衛門が自分の二人の子供で試すように奨めたそうです。
よそ様の子供を実験台にはできないと固辞した緒方でしたが、天野は「種痘を施しても、効くか効かないかの違い。効いたらどれほどの人が救われるか」と説得され、実験を決行します。
1760年2月14日に、天野の二人の子供に種痘を実施。2人とも成功しました。
これが日本で最初の予防接種に成功した日。
それ以来、2月14日は予防接種の日、となりました。
藩主黒田長舒(くろだながのぶ)は、この成功した種痘を全国に広げる支援をしました。
18世紀半ば頃、牛の病気である牛痘にかかった者は天然痘に罹患しないことが分かり、エドワード・ジェンナーが1796年に人類初のワクチンが開発されました。
牛痘は人も感染しますが、症状が断然軽いので、天然痘の種痘に比べて安全性が高いものでした。
天然痘は1980年5月8日、WHOによって地球上からの天然痘根絶宣言がなされました。
今では、アメリカとロシアのレベル4実験室を保有する研究施設にのみ天然痘ウイルスが厳重に保管されています。
ウイルスはテロ等でも悪用される可能性があり、アメリカではワクチンを備蓄し、その製造が可能な状態を保っています。
日本でも、アメリカ同時多発テロ事件後に備蓄を始めているそうです。
本当は平将門の没した日でもあるので、そちらにしようかと思ったのですが、将門公はいろいろ怖いのでやめました。
日本三大怨霊の一人で、東京千代田区にある首塚は今も最恐と言われるパワースポットですからね。(ㆁᴗㆁ✿)