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ねぶた祭り

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こんにちは。
採用担当の川嶋です。^^

8月2日、今日から青森で東北四大祭りのひとつ、「ねぶた祭り」が始まります。
5日間開催されるこのお祭りは、中に明かりを灯した巨大で勇壮な山車灯籠が特徴です。
竹や針金を張り巡らし、紙を貼って作られる山車灯籠は、主に故事や歴史上の物語を元に作られます。
勇壮な武者絵が多いですが、「見送り」と呼ばれる背面にはそのまま表の背中を描いている場合と、穏やかなものやコミカルなものなど別の題材が描かれている場合があります。

企業やゲーム・アニメのねぶたが登場する場合もあり、昨年は人気ゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラクター、チョコボやモーグリのねぶたも。
この辺りはちょっと北海道の雪まつりに通じるところがあるかもしれません。

この山車灯籠「ねぶた」を作る「ねぶた師」は男性社会でしたが、2012年、史上初の女性ねぶた師が登場しました。
お父様もねぶた師で、その影響を受けながらも女性ならではの視点から描かれた、柔らかな表情をした観音様や赤ん坊なども魅力的です。
下絵から枠組み、内部へ張り巡らされる配線、すべてを決める紙貼り、表情を決める書割、ろう書きを経て色付け。
紙に書いた下絵を立体に作り上げるのですから、すごいことです。
平面ならごまかせることも、立体ではそうはいきません。
それを踏まえて下絵を描き、それを元に針金や竹で骨組みを作る。
ブロンズ像などと工程は同じですが、とにかく大きさが桁違い。

ねぶたは歴史上の戦いを題材にしたものが多く、なびく髪や帯の動き、燃え上がる炎、走る雷など、大迫力です。
中の明かりが灯されると、白く塗り残した部分の光がより強く出るので、目の力強さも増します。

これから各地でお祭りが開催されます。
花火大会もありますが、年々見る側のマナーが低下していて、今年からは開催を見合わせるケースも出ています。
花火大会に限った事ではありませんが、最低限のマナーは守って楽しみたいですね。(ㆁᴗㆁ✿)